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-CONCEPT- OLD記事

 

New York Times が岡本太郎美術館を絶賛


 

アメリカでは日本美術と日本人芸術家にたいする再評価のきざしが見える。現在、フィラデルフィア美術館で本阿弥光悦の芸術、日本のルネサンスの巨匠展が開催されているのを始め、ニューヨーク・タイムズ(8月20日2000年)でも川崎市岡本太郎美術館をとりあげ、彼の業績とその新しい美術館の様子をつたえている。

© 岡本太郎記念館

 

アート欄掲載記事より抜粋

日本経済と美術界の沈滞を打ち破るように川崎市岡本太郎美術館は昨年オープンした。公園の中に位置するそのモニュメンタルな美術館はすでに10万人以上の入場者を集めるほどのヒットとなっている。

... 岡本太郎は写真家、民族学者そして旺盛な作家でもあった。後年はTVにも出演し、「芸術は爆発だ!」と叫ぶTVコマーシャルはお茶の間でも有名になった。 ...

... 彼はフランスに12年間滞在し、その間にアルベルト・ジャコメッティ-とジャン・アルプと親交を結び、アプストラクシオン・クレアシオン(抽象・創造協会)に参加し、のちにシュールリアリスト達と作品展を開いている。...

... パリで彼は民俗・部族芸術に感動し、社会学者・人類学者であるマルセル・モースの人間を断片的に分析するのではなく全体としてとらえるべきだという「全体性」理論を学んでいる。またジョルジュ・バタイユのもとでも学んでいる。...

... ヨーロッパで学んだものと後に日本で経験したものを基にし、岡本は「対極主義」という彼独自のアイデアを発展させてゆく。それは抽象主義とシュールリアリズムの理念を同時に推し進めることを可能とし、前衛芸術と複雑な現実との融合を目指すものであった。岡本はまた彼の作品が審美的な物体にとどまらず日常生活のなかの生の叫びとして「いかに社会に影響を与えることができるか」と言うことに興味があると言っている。...

... 岡本は1970年の万国博覧会のアート・ディレクターを務め、呪術の揺らめく炎、部族のトーテムポールそして根底に流れるモダンアートの理念を思い起こさせる「太陽の塔」を完成させた。...

... 日本の美術館はそこが審美的経験の場になるような努力をしてこなかったが、岡本太郎美術館は違う。...

... この美術館のエネルギーは美術好きであるなしにかかわらず見る価値がある。...

 

Fukui

 


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