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-CONCEPT- OLD記事

マチス:ファブリック・オブ・ドリームズ展

Matisse: The Fabric of Dreams

6/23−9/25、2005

メトロポリタン美術館

 

色彩を駆使した作風で知られるアンリ・マチス(1869−1954)は、パリに於いてまだ美学生だったころから、後年ニースで自分のスタジオを構えるようになってからも、 織物・プリント布地・民族衣装・ドレス・カーペットなど様々なテキスタイルを 生涯にわたり収集した。本展では、彼の死後ほとんど公開されることのなかったコレクションを、それをモチーフに制作された作品とともに展示する。

Henri Matisse (1869 - 1954)

              Odalisque with Yellow Persian Robe and Anemones, 1937

Oil on canvas, 73 x 60 cm.

Philadelphia Museum of Art, Philadelphia, The Samuel S. White 3rd and Vera White Collection, 1967

© 2005 Succession H. Matisse, Paris/Artists Rights Society (ARS), New York

Turkish entari (woman’s robe), 19th century

Silk, 150 x 55 cm.

Private collection

マチスは、色彩は緊張と穏やかさを備えるとし、その幸運な調和が、作品の中に静寂を生み出すと考えた。色彩を重視した彼にとって鮮やかな異国の民族衣装(アフリカ、スペイン、トルコなど)は、制作意欲を鼓舞する大切なモチーフであったようだ。 生前、彼のスタジオは、様々な壁掛けや民族衣装であふれていたという。マチスは、刺繍や織物の柄(デザイン)自体にも関心があったようで、作品の中にテキスタイルの装飾的な要素を積極的に取り入れている。時代ごとに並んだ作品からは、マチスが最初はテキスタイルを単に背景として用い、徐々にその色彩や柄を作品の主題のように扱っていく様子がうかがわれる。

Henri Matisse (1869 - 1954)

              The Dream, 1940

              Oil on canvas, 81 x 65 cm

              Private Collection

© 2005 Succession H. Matisse, Paris/Artists Rights Society (ARS), New York

Romanian blouse, second half of 19th century

Embroidered cotton decorated with sequins, 46 x 151 cm.
Private collection

Photo: John Hammond

ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(ロンドン)、マチス美術館(ル・カトー・カンブレシ Le Cateau-Cambrésis )そしてメトロポリタン美術館の共同企画。メトロポリタンでは、本展に合わせてか、プリント・ドローイングのセクション(2F)でも20世紀初頭のテキスタイルデザインの原画等が並び、合わせて鑑賞できる。(Yoko Yamazaki)

 

 

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