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-CONCEPT- OLD記事

アート用語-アースアート(ライト・アート)                      

 アースアートでは無限のスケール(場所)が宇宙的瞬間(あるいはプロセス)と不可壁に結びついている。また、アースアートはアーティストに、ミニマリストの形式とモニュメンタルなあるいは地球的な規模との弁証法のさまざまなバリエーションを提供した。

  アーティストがスタジオやギャラリーの外に出ると、そこには世界が、そのすべての無限性と複雑さを持って待ち構えている。最も重要なアースアーティストたちは、混乱と複雑さが提供する物質的(あるいは知覚的)経験と詩的可能性の弁証法がもつ意味と認識していた。

 このことをロバート・スミッソン(1938年~1973年)以上に理解していた者はない。1966年、スミッソンの彫刻は、一見、古典的ミニマリズムのように見えたが、スミッソンの考えでは彼がSF文学や地質学、古生物学、哲学、宇宙論等の本を読んで獲得した情熱的に抱いている考えによって知ったものである。

 この同じ年に、スミッソンは先駆的な試論『エントロピーと新しいモニュメント』を書いた。その中で彼は秩序ではなく、無秩序、すなわち「物理学者が『エントロピー』あるいは『エネルギー逸失』と呼ぶものにもとづく「新しい種類のモニュメンタリティ」を達成したと彼が考える種類のアートについて述べている。

 不条理なものへのスミッソンの好みは、彼を「反ニュートン的」時間とポスト・アインシュタイン的宙における「無構造」を受け入れている芸術の礼賛へと導く。

  アースアートの決定的モニュメントとなった1970年の「スパイラル・ジェティ」(らせん形防波堤)には、これら混交したテーマが融合している。重機械によってユタ州グレートソルト湖岸の一部から岩石と土を堀削し、トラックがそれを巨大な優美な浅い湖水の中へ放り込む。数年後、「スパイラル・ジェティ」は湖の水位が上がったので水没した。

 マイケル・ハイザーは風景と質量と移動の諸力によって裂かれ、また形成されていると同時に逆説的な空虚さ、それ固有の無に貫かれている広大な地質学的な舞台と見ている。

 ミニマリズム・プロセズアート、コンセプチャリズム、およびアースアートは密接な歴史的類似性があるため、一部のアーティストデ・マリアは1968年砂漠に「1マイル続く絵」を制作し、「ライトニング・フィールド」(1974年から1977年)をニューメキシコの夏に猛烈な雷雨があるので有名な場所に避雷針を埋め込み、心理的に帯電した位置エネルギーの「場」を作った。

 デニス・オッペンハイムの作品はアースアート、ボディアート、コンセプチャリズム、パフォーマンスアートにまたがっている。

  アースアートの第1世代は、アメリカの裁くの荒涼たる不毛の荒地のうちに格好の家を見出した。そこでは自ずと畏怖の念が沸いてくるのだった。

 60年代末のロサンゼルズでロバート・アーウィンとジェームズ・タレルの作品において出現したライト・アートである。タレルは純粋な光による作品を構築する事を始めた。それらは目には、色のついた光が一面に広がっているように見え、不思議と切れ目がなく輝く羊皮紙のようである。

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