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-CONCEPT- OLD記事

篠原有司男 Ushio Shinohara
ボクシング・ペインティングとオートバイ彫刻


会 期  :2005年9月17日(土)~11月6日(日)

休館日:9月20日(火)/26日(月)/10月3日(月)/11日(火)/17日(月)/24日(月)/31日(月)/11月4日(金) 

*休館日が不規則ですのでご注意下さい。

開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

観覧料:一般900(800)円 20歳未満・学生750(650)円65歳以上450円
      ()内は20名以上の団体料金です。
      高校生以下の方、障害者の方は無料です。


会  場:神奈川県立近代美術館鎌倉
      〒248-0005鎌倉市雪ノ下2-1-53 te1.0467-22-5000
主  催:神東川県立近代美術館
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/

 

 

 

 



《ガウディパークのポケモン》 2001年



篠原有司男とその作品について:


”うしお”という名前から”ギューチャン”の愛称で親しまれている篠原有司男(しのはらうしお、1932-東京生まれ)は、既存の芸術の粋を超えた表現をもとめて1960年に結成された『ネオ・ダダ・オルガナイザーズ』の牽引力となった作家としてよく知られています。若い気概と熱気をそのまま伝えるような、屋外での制作や、キャンバスに収まりきらない作品の数々は、当時、「これが芸術か?」という大問題を提起しました。

絵具を含ませたボクシング・グローブをはめて壁を叩く代表作《ボクシング・ペインティング》は、近年、福山雅治と共演したポカリスエツトのCMでも披露されています。また、ラウシェンバーグなど、当時の画壇を席巻していたアメリカの現代アーティストの作品を臆面もなく引用しながら、ユーモアを含んだデフォルメを思い切り加えた作品に、美術界は新しい時代のいきいきとした息吹を感じ取りました。今回の出品作《女の祭》(1966年作、兵庫県立美術館所蔵)は、そのような時代に、日本の浮世絵表現と現代芸術とを掛け合わせた鮮やかな画面が大きな話題となりました。


1969年にニューヨークに渡った篠原は、《ボクシング・ペインティング》で見せた、その熱気を身体ごとぶつけるかのような表現を更に幅広く、爆発するような勢いで展開します。スピード感あふれるブラッシュワークで20mにも及ぶ大作をものした《怪獣イン・パリ》や、ダンボールや廃材に鮮やかな絵具をぶちまけて組み上げた《オートバイ彫刻》のシリーズなど、これまでの美術界にはなかった表現を次々に生み出しました。篠原の身体の動きを伝えるスピーディーでリズミカルな色と筆遣い、どこにあっても目立たずにはいない大胆な表現力を縦横無尽に駆使した作品は、壁にかけられたおとなしく行儀のいい芸術に殴り込みをかけるパワーがあふれています。

 

 

今回の展覧会について:


篠原は、ニューヨークにアトリエをかまえて約36年、今もニューヨーク最先端の表現を生み出すブルックリン”ダンボ”地区で旺盛な活動を続けています。
今回の展覧会では、篠原がその型破りな表現で芸術に殴りこみをかけた1960年前後から現在までの作品を一堂に集めます。篠原のトレードマークの一つともいえるオートバイ彫刻をはじめとして、岡本太郎へのオマージュとして作られた巨大なペインティング、篠原流現代名所図絵とも言えそうな、20mにも及ぶ《怪獣イン・パリ》などが勢揃いします。
 また、この展覧会のために今まさにそのアトリエで生み出されている最新の大型作品が運び込まれる予定。展示室の壁に作りこまれたガラスケースを活用して、これまでにないタイプの作品を仕上げます。どんな作品が出現するのか、おそらく予想をこえるスケールになることでしょう。総出品数は約40点の予定です。
 更に、オープニング初日には、これぞ篠原の原点ともいえるボクシング・ペインティングの実演制作を公開で行います。


展覧会関連プログラムについて:


①『ボクシング・ペインティング公開制作』
 9月17日(土)14:00~(予定)雨天決行 実施場所:美術館入り口の大階段下

 展覧会初日の午後、代表作《ボクシング・ペインティング》を公開で行います。ボクシング・グローブから飛び散る 絵具、叩きつけられた約10mの拳の軌跡は、その状況とともに会期中展示されます。

 

 

 

《ボクシング・ペインティング(製作中)》 

1999年


 
 《ボクシング・ペインティング(制作中)》1999年
② 会期中の日曜日に、ギューチャンと一緒になって制作するワークショップを実施予定。
 会場の候補として鎌倉の由比ケ浜海岸があがっており、現在調整中です。由比ケ浜海岸はかつて若き篠原が仲間達とともに《ビーチ・ショウ》を繰り広げた思い出の場所でもあります。詳細は決まり次第、ホームページでお知らせします。


 


《かんざし》 

1966年

 

 

 

 

《怪獣・イン・パリ(部分)》 

1990年

 

 

 

 

 

《女と兎と蛙を従えたストロベリーアイスクリームをなめる髑髏バイク》 

2004年

 


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