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-CONCEPT- OLD記事

篠原有司男 万博メインイベントでボクシングペインティング

能・狂言とのコラボレーション

 

 

 

開催概要

 

世界無形文化遺産 能・狂言のすべて

咲きほこる伝統

1000年の時空を越えて

 


 

【会期】 2005912日(月)14001930(予定)

【会場】 愛・地球博(愛知万博)、会場内

EXPOドーム(3,000人収容)

【主催】 (財)2005年日本国際博覧会協会

(社)日本能楽会

(社)能楽協会

中日新聞社

 

【主な出演者】観世清和(観世流)、金春安明(金春流)、佐野 萠(室生流)

        金剛永謹(金剛流)、友枝昭世(喜多流)

        茂山千作(大蔵流)、野村万作(和泉流)

【構成演出】藤田六郎兵衛

【入場料】  無料(博覧会入場料は必要)

 ・上記の概要は変更になる場合があります.予めご了承下さい.

 

公演の概要

  

出演者および演目の紹介

 能の主役であるシテ方五流と狂言方二流のそれぞれを代表する演者が、博覧会を舞台にしてかつてないスケールで一同に介します。

 一日の公演としては史上初の豪華顔ぶれで、出演者は総勢約100名(人間国宝4人、宗家6人を含む)にのぽります. また、初めて観能される方にも親しみやすい内容の演目ばかりとなっています。

 

観世清和(観世流)・・・・・・・・・・「船弁慶」

金奉安明(金春流)・・・・・・・・・・「田 村」

佐野 萠(宝生流)・・・・・・・・・・「高 砂」

金剛永謹(金剛流)・・・・・・・・・・「土蜘蛛」

友枝昭世(喜多流)・・・・・・・・・・「羽 衣」

狂言

茂山千作(大蔵流)・・・・・・・・・・「靭 猿(うつぼざる)」

野村万作(和泉流)・・・・・・・・・・「髭 櫓(ひげやぐら)」

 

◆印のついている演目は現代のアート、最新デジタル技術とのコラボレーションを予定しています。


現代アート・最新のデジタル技術とのコラボレーション

新しい感動の花

現代アート・最新のデジタル技術を代表する3人の作家が

それぞれ「幽玄」「歓喜」「未来」をキーワードとして能・狂言とコラボレートとします。

千住 博         日本画家     ニューヨークを拠点として東洋の精神を世界に広く伝え日本画を世界のアートにした芸術家

篠原 有司男    前衛芸術家    ニューヨークを拠点として現代アートの領域を果敢に広げてきた前衛芸術家

北原 聡        CG作家    ラスベガスやアイマックス映画で世界的に活躍する日本人CGアーティスト

 


 

篠原有司男

前衛芸術家

ニューヨークを拠点として現代アートの領域を果敢に広げてきた

前衛芸術家

+

靭猿

大蔵流

茂山千作ほか

篠原有司男氏プロフィール

 1932117日東京都生まれ。 1950年後半から新人作家の牙城、読売アンデパンダン展に出品を続け、1960年には「ネオ・タタイズム・オルガナイザーズ」を結成した。 その後、「イミテーション・アート」や「花魁シリーズ」をはじめとする作品を次々と発表し、現代アートの領域を果敢に切り開いてきた。 

 1969年にロックフェラー財団の奨学金を受け、渡米以後は舞台をNYに移し「オートバイ彫刻」に代表されるように、この大都市を反映した、エネルギーに満ちた作品を制作し、以前に増した旺盛な活動をしている。

 グローブを墨汁に浸し、特大のケント紙を右から左に打ちつける「ボクシング・ペインティング」は、あのウイリアム・クラインに撮影され、篠原氏の名は全世界に認知された。

前衛芸術とのコラボレーション

■伝統への挑戦と啓示、そして新たな融合


 幾多の時代の荒波を乗り越えて、篠原氏は自己変革をとげながら創作活動を今なお続けており、彼の制作姿勢は革新的であり、それは伝統に対しての挑戦でもある。 日本古来の伝統芸能と彼の前衛芸術とが、互いに日本の伝統文化を見つめあいながら不思議な融合をはかり、笑いの世界のなかに日本の良き心が演出されます。


 狂言の茂山家は、書・オーケストラ・生け花・小説家とさまざまなジャンルとのコラボレーション活動をおこなっており、新しい息吹を伝統にそそいでおりますが、今回はラディカルでありながら日本の現代美術の源流をささえ、世界で活躍する前衛芸術家の篠原氏との2度と見られないコラボレーションです。 秘された花の感動と意外性のなかに、新たな芸術の可能性が啓示されます。


 

船弁慶

観世流 観世清和 

源平の戦いで活躍した源義経は兄の源頼朝から追われる身となり、弁慶らともに西国へ落ちのびるため摂津団(兵庫県)の大物浦まで船でやってきました。義経を慕う静御前も同行していますが、義経は静御前が郡に戻るよう弁慶に説得させます。泣きながら承知した静御前は、名残の酒宴で別れの舞を舞います。やがて-行は看争御前を残して出航すると、突然に天候がくずれ、嵐がやってきます。
すると滅亡した平家一門の亡霊が現れ、壇の浦の合戦で討死した平知盛の亡霊が長刀を振りかざして義経に襲いかかります。冷静に戦う義経を押し止どめて、弁慶は数珠をもんで祈祷します。知盛の亡霊は抵抗しますが、やがて消え失せます。

田 村

金春流 会奉安明 

春三月、清水寺に参詣した東国の憎が、満開の桜に見とれていると、花守の童子が桜の木かげを掃き清めています。僧が寺の歴史を尋ねると、花守は大同二年に坂上田村麻呂の御願により清水寺が創立されたことを語り、寺の付近の名所を教えます。景色のすばらしさに僧は酔いしれますが、童子が普通の人ではなく思え、どういう人かと尋ねると、童子は気がかりなら私の行く先を見よと言い残し坂上の田村堂の中に姿を消します。夜もすがら法華経を唱える僧の前に、坂上田村麻呂の霊が勇壮な武将の姿で現れ、鈴鹿山の鬼神を退治した奮戦の有様を再現します。
高 砂 宝生流 佐野 萠 

阿蘇の神主の友成が従者を連れ、上京の途中播州国の高砂の浦を訪れました。友成は老夫婦に高砂の松は住吉の松と離れているのになせ椙生の松と呼ばれるのかと問います。老矧ま掃き清めていた松こそ高砂の松、私たちは住吉と高砂に離れて住んでいるが心は通い合っていると答えます。
老夫婦は松の精であることを明かし、住吉で待つと言い残して去ります。友成が高砂の浦人に老夫婦のことを話すと浦人は殊勝な出来事だと感じ入り、せひ住吉に行くようにと自分の船をすすめます。住吉に着いた友成の前に現れたのは住吉明神。明神は千秋万歳を祝福して、月夜に舞を舞い続けるのでした。
土蜘蛛 金剛流 会剛永謹 

病に伏せる源頼光のもとに侍女の胡蝶が薬を届けに訪れ、治療により病も治るものと慰めの言葉を残して退出します。すると、いつの問にか-人の僧が現れ、頼光に近づいてきます。僧の名を思い出せずにいると、僧はたちまち蜘蛛の本性を現し、干筋の糸を投げかけます。頼光は枕元にあった刀で斬りつけますが、手応えはあるものの、その姿は消えてしまいます。駆けつけてきた独武者に頼光はいきさつを語り、残していった皿の跡を頼りに討伐に向かいます。独武者は郎党たちを連れ、怪しい吉塚を見つけます。その塚から士蜘蛛が姿を現し、糸を繰り出して独武者たちと闘いますが、最後には討ち取られてしまいます。
羽 衣 喜多流 友枝昭世 

漁夫の白龍は随行の漁夫たちと三保の松原に釣りに出かけます。空から花が降り、いい香りが漂うなかで松の枝に美しい羽衣がかかっているのを見つけ、家の宝にと持ち帰ろうとしました。そこに天人が現れ、羽衣がなくては天に帰れないと嘆き悲しみます。心を動かされた白龍は天人の舞楽を見せてくれるなら羽衣を返そうといいます。天人は喜び、羽衣を身まとい、感謝して月の世界の舞を舞います。そして国中に七宝充満の宝を障らせ、富士の高嶺を越え、春霞にまぎれてはるか天空へと舞い上がるのでした。
靭 猿 大蔵流 茂山千作 

大名は太郎冠者を従え野狩りに出かけますが、ウサギー匹捕まりません。仕方なく大名が休憩していると、突然、猿引きに引かれた猿が飛び掛かり、大名を引っ掻いてしまいます。怒った大名は、新しいうつぼを作るためにその猿を自分に差し出すよう猿引きを脅します。猿引きは、思い悩んだ末、手塩にかけて育ててきた猿を殺すなら、せめて自分の手でと、ムチを振り上げますが…
髭 櫓 和泉流 野村万作 

日頃自慢の大髭を買われ、この度の大嘗会の際に、晴れがましい犀の鉾の役に任ぜられた男、喜び勇んで家に帰ります。ところが、そのためには髭の手入れは勿論、新しく衣装を自前で作らなくてはならないことを聞いた妻は、食べる物にさえ困っている身代でどうしてそんな用意ができるものか、そんな役は断れと夫に言います。その上、そんなむさ苦しい髭を生やしているから面倒なことを仰せ付かるのだから、剃ってしまった方がいいのだと言ったものですから、髭自慢の夫は思わずかっとなって、妻をさんざん殴ります。しかし、妻も負けていません。逆襲を誓うと、近所の女房衆を集め手に手に檜・薙刀を携え、夫のもとへ押し寄せます。

 

観世清和(かんぜ・きよかず) 

能楽師 
シテ方観世流二十六世宗家 
昭和34(1959)年5月21日東京都生まれ。 
二十五世観世左近元正の長男。 
(社)日本能楽会常務理事。

 

観世流 

世阿弥の父・観阿弥を阻とする流派で、室町時代から江戸時代にいたるまで幕府の 保護を受け、全流派の中で筆頭の位置を 占めた。現宗家・観世清和が二」一六世。現 在、能楽師の人数が最も多く、最大の勢力をもつ。優美・繊細な芸風が持ち味。
金春安明(こんぱる・やすあき) 

能楽師 
シテ万金春流 
昭和27(1952)年5月29目、奈良県生まれ。 
七十九世金春信高の長男。 (社)日本能楽会常務理事。
金春流 

6世紀後半に活躍した秦河豚を祖先とし、 現宗家・金春信高は七十九世。室町時代 に五十四世が金春権守という芸名を使い 始めてから金春流と称するようになった。芸風は、室町時代以来の古風な趣きを残す のびのびとした雄渾な型、拍子にこだわら ぬ自在で闊達な謡を特長とする。
佐野 萠



宝生流

観阿弥の長兄・宝生大夫を初代宗家とする流派。現宗家・宝生英照は十九世。江戸時代、加賀前田藩が代々宝生をたしなみ、加賀宝生という言葉も生まれた。同様に、佐渡、会津、久留米など各地に宝生流の盛んな土地がある。重厚な芸風。
金剛永謹(こんごう・ひさのり)

能楽師
シテ万金剛流二十六世宗家
昭和26(1951)年6月24日、京都府生まれ。
二十五世金剛巌の長男。
(社)日本能楽会常務理事。
金剛流

大和猿楽四座の一つ「坂戸座」の坂戸孫太郎氏勝を流祖とする流派。世阿弥時代には、金剛権守が重厚な芸風によって高い評価を受けた。現宗家・金剛永謹は二十六世。京都を中心に東京などに勢力を保つ。
写実性に富み、「舞金剛」と言われる華麗・優美な芸風。
友枝昭世(ともえだ・あきよ)

能楽師
シテ方喜多流
昭和15(1940)年3月24日、東京都生まれ。
友枝喜久夫の長男。
喜多流友枝家は江戸時代に
肥後藩(現・熊本県)の細川家に仕えた。
(社)日本能楽会会員。
喜多流

江戸初期に金春流の門人・喜多七大夫が徳川秀忠に仕えて一流を設立。のちに観世、宝生、金春、金剛の四座に加えて一流と認められた。現宗家は、十六世喜多六平太。
芸風は、武士道的精神が濃く、素朴かつ豪放な気迫に満ちる。
茂山千作(しげやま・せんさく)

能楽師
狂言方大蔵流
大正8(1919)年12月28日、京都府生まれ。
本名は七五三。三世茂山千作の長男。
(社)日本能楽会会員。
平成元年に重要無形文化財各個指定(人間国宝)の認定を受ける。


大蔵流

14世紀(南北朝時代)の比叡山の著名な学僧、玄恵法印を初世とする最古の狂言流派。十一世禰右衛門のときから大蔵となった。東京の山本東次郎家、京都の茂山千作を頂点とする千五郎家の活躍が目覚ましい。
野村万作(のむら・まんさく)

能楽師
狂言方和泉流
昭和6(1931)年6月22日、東京都生まれ。
本名は二朗。六世野村万蔵の次男。
(社)日本能楽会会員。
和泉流

和泉流宗家は室町時代前期の佐々木岳楽軒を流祖とする。現存する和泉流派は山脇派、三宅派、野村又三郎派の3派。明治時代から、金沢三宅派の流れをくむ野村万斎(五世万造)の流派が主流となった。現在では人間国宝・野村萌がいる万蔵家、万作家などが有名。
 

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