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-CONCEPT- OLD記事

レゾナント展

フン・ギャラリー

Resonant,  Hun Gallery

12 West 32nd St. 3rd FL. New York NY 10001

212-594-1312, e-mail: hungallery@yahoo.com        

 

Installation view,

Resonant II, Hun Gallery

Photo© S. Yoshida

この7月、マンハッタン32番通りコリアンタウンの中程にフン・ギャラリー(Hun Gallery)がオープンした。8月半ばまで開廊記念展”レゾナント(共鳴する)展を開催する。より多くの作家により多くのスペースを提供したいとの意向から、会期を3つに分け、アーティスト7名ずつ計21作家の作品を展示する。アーティスト達の国籍や年齢は様々。若手もいれば、50代のキャリア作家もいるという。今回取材したのはレゾナントII。平面、立体、写真、ドローイングやコンピューターグラッフィックなど、様々なメディウムによる作品が展示された。

Installation view,

Resonant II, Hun Gallery

Photo© S. Yoshida

Installation view,

Resonant II, Hun Gallery

Photo© S. Yoshida

レゾナント展の企画に携わったのは、ヨンニン・ユン(Young Nim Yoon)。彼女が作家の選択にあたり留意したことは、表現手段というよりテーマや発想の共通点だった。例えば、幼い頃の悪夢をテーマにしたオーロラ・ロブソン(Aurora Robson)のペインティングや、燃した絹をコラージュするインカ・チョ(Incha Choe)の作品は、”時間”という概念でつながっている。フン・ギャラリーでは、特定のメディウムやジャンルを超えて共鳴するもの、あるいは共鳴できるものを提供したいと考えているようだ。

Installation view,

Resonant II, Hun Gallery

Photo© S. Yoshida

コリアンタウンでの画廊オープンについて、韓国出身のヨンニンは、自分たちがくつろげる心地よい場所であるとともに国際的に開かれた場所にしていきたいと考えている。彼女が画廊の仕事を始めて気づいたことの一つは、長年マンハッタンに住みながらコリアンタウンに訪れたことが無いアメリカ人の多いこと。フン・ギャラリーの存在は、ニューヨークの韓国紙にも多く取り上げられている。課題も多いだろうが、今後の彼らの活動に期待したい。(Yoko Yamazaki)

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Installation view,

Resonant II, Hun Gallery

Photo© S. Yoshida

Resonant I: 7/8-7/21

Mi Ja Jung Bryen, Alexandra do Carmo, John Hawke, Sang-min Lee, Un-Ju Lee, Yu-Jung Suh, Frank Sheng-feng Yeh

Resonant II: 7/22-8/4

Christopher Arabadjis, Incha Choe, Bryan Lynch, Jungha Noh, Eunseok O, Aurora Robson, Kichang Soung

Resonant III: 8/5-8/18

Andrew Hurst, Yisu Kim, Il Lee, Ga Hae Park, Emily Sartor, Hyungsub Shin, Jeremiah Teipen

 

 

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